国王ギルガメッシュレポ その10

シフォン「前回までの、あらすじー」
すずな「紀元前からの因縁の敵サラディンを撃破し、世界に名だたる大帝国になったシュメール。しかし、彼らの野望は、とどまるところを知りません」
シフォン「ここが勝機と見たシュメールの民は、Civ4の華『ライフルラッシュ』により一気に勝負を付けるべく、スーパー侵略タイムを発動!!」
すずな「金銭100%生産で都市襲撃IIIの鎚鉾兵を一気にアップグレードし、1745年、アメリカに宣戦布告!! 彼らはあろう事か、紀元前の友人(と向こうが勝手に思っていた)アメリカに対し、銃を突きつけたのです」
シフォン「シュメールの狙いは、アメリカの首都ワシントン・・・そんな感じで、第10回はじまるよー♪」


〜1760年〜
すずな「フィラデルフィア方面軍、およびアトランタ方面軍、どちらも目標都市に接触! 攻城戦、開始できます!」
シフォン「うむ、それでは始めるぞ! まずフィラデルフィア方面軍!」

すずな「報告します! 敵スタックはカタパ3、長弓2、騎士1、長槍1、大預言者1!! 対するこちらはライフル9、メイス1!!」
シフォン「何だ大預言者ってのは・・・馬鹿にしとんのか? 構わず襲撃せよ! まずライフル6隊、突撃だっ!」
すずな「・・・全勝です! 流石に技術差が凄いですねっ! 敵スタック、残りはカタパ1のみ!」
シフォン「ならばメイス、突撃せよ! 都市襲撃の昇進の必要は認めん! 占領したら都市は破壊だ!!!」
すずな「メイス、勝利!! フィラデルフィア、焼き払いました・・・大変です、郊外にて市民がパルチザン結成! 構成はメイス4体・・・どうしますか?」
シフォン「ふん、どうもこうもあるまい、無視だ。たとえ対火器の昇進をつけたところで、鎚鉾がライフルを打倒するなどありえんからな。・・・そうそう、今回の戦いで活躍したメイス部隊の隊長、後でこちらに呼んではくれないか?」
すずな「・・・? かしこまりました。 では続いて、アトランタ攻略戦に移ります!!」

シフォン「うむ、こちらはメイスを育てるための戦いだ。まずスパイを使って反乱扇動せよ!」
すずな「はっ・・・失敗ですっ」
シフォン「なんと・・・やむをえん、カタパを一隊生贄にささげてから、強襲だ! この戦いを生き抜いた兵だけが、突撃隊の名誉を得ると心得よ!!」
兵「「はっ!」」
すずな「・・・メイス7、突撃・・・損害3、生存4!! 防衛軍は残り1のみです!」
シフォン「ならばライフルよ、突撃して占領せよ! こちらは統治する!!」
すずな「・・・問題なく勝利しました。早速 防衛軍を呼び寄せ、篭城戦の準備を始めます」
シフォン「大変結構。・・・うむ、次のターンにメイスをアップグレードすれば、24隊の都市襲撃IIIライフルによる強襲部隊が完成するな」
すずな「そうですね。都市襲撃IIIを持ったライフルならば、たとえ長弓が100%文化防御の都市に都市駐留IIの昇進をつけて立て篭もったところで、こちらが有利に戦いを進められます」
シフォン「うむ。すなわち、敵がライフリングを獲得するまでは、スパイによる反乱扇動も、攻城兵器による城壁削りも必要ないということだ。大変結構、小休止の後、進軍を続けるぞ!!」
すずな「はっ!! ところでシフォンさん、例のメイス隊の隊長が来たようですが」
シフォン「うむっ! それでは私はミーティングをしてくるぞ、留守を頼む!」
すずな「かしこまりました」


〜1765年〜
すずな「シフォンさん。エリドゥにて大科学者カール・フリードリヒ・ガウスが誕生しました。いかがなさいますか?」
シフォン「ふむ・・・黄金期を発動するのがベストなのだが、もう一人偉人が生まれるには時間かかりそうだな?」
すずな「そうですね。数十ターン後の予定です」
シフォン「ならば、アカデミーだろう。消費して獲得できる技術、化学の研究は座り牛が既に終えている。独占が切れたところで交換すれば良いだろう。建設する都市はナジュラーンがベストだろうな」
すずな「了解しました。それにしても、そろそろ研究を再開しないとまずいのでは?」
シフォン「いや、各商業都市に大学を建て終わるまで待つぞ。引き続き金銭100%をキープせよ」
すずな「分かりました、それでは各都市にそのように伝えます」


〜1770年〜
シフォン「ふむ・・・アトランタに改造人間の大スタックが到着、数は11枚・・・楽勝だな。殲滅せよ」
すずな「大変ですシフォンさん、フィラデルフィア跡地近くに、アメリカの新都市サンフランシスコが建設されてます!」
シフォン「・・・まぁ、妥当だろうな。ならばバドティビラあたりにでもライフルを集結させておけ、頃合を見て適当に壊すぞ」
すずな「了解」


〜1775年〜
シフォン「ふむ、順調で結構結構。・・・ん? ランダムイベントだな、ロシア政府の高官を暗殺した犯罪者を確保・・・当然尋問だろう、うむ、スターリンにもバレなかったようだな、大変結構!」
すずな「報告します、ウルク厭戦による不幸な市民が発生。都市画面を開いたところ、実に7もの不満が発生している模様です」
シフォン「ならば幸福施設の建造を進めよ、警察国家は暫く採用せんからな。それから前線の兵たちを進軍させよ」
すずな「へ? ですが、前線の兵は、まだクメール軍主力との戦闘で負った傷が癒えぬ筈では・・・って、あるぇ? 全快じゃないにしろ、かなり回復してる?」
シフォン「うむ。実はな、フィラデルフィア攻略でレベル4になった鎚鉾にレンジャーIIIの昇進を付けてみたのだ。レンジャーIIIは回復を15%促進する。ピサロによる回復効果が+25%だから、合計で40%も回復力が追加されることになる」
すずな「なるほど。これにより、行軍の大幅な加速が狙えますね」
シフォン「それだけじゃないぞ? これにより、回復兵を二部隊に分割できるようになったのだ。 片方の部隊が+25%の回復を得、もう片方でも+15%の回復が保障できる・・・もちろん、これは両方に回復兵を同行させれば済む話だが、その場合、二部隊が合流した時に片方の回復兵は意味がない存在になってしまうからな」
すずな「なるほど、こちらなら無駄なく柔軟な運用が出来る、と言いたいのですね?」
シフォン「そういうことだ。では兵たちよ、次の目標、ワシントンを攻略する! ここを落とせばアメリカの国力はガタガタだろう、アメリカがライフリングを入手する前に事を終えるのだ!」


〜1780年〜
すずな「報告します、教皇庁決議にて、アメリカの都市アッカドをハンムラビに返還する旨の決議案が出ています」
シフォン「アッカド? どこだ、それは?」
すずな「どうやら、バビロニア戦争でアメリカに占領された都市、バビロンの西部のようですね。もしここがハンムラビの手に渡れば、アメリカは少なからぬダメージを受けるでしょう。ただ、その場合、ハンムラビ王がかなり力を取り戻してしまうかと思われますが・・・」
シフォン「む、しかしバビロニアの国力は、もはや瀕死の状態だろう? ならば、逆に延命してやった方が我らの役に立つだろう・・・よし、賛成せよ! アメリカに嫌がらせをするぞ!!」
すずな「かしこまりました、そのようにハンムラビ王には伝えましょう」
シフォン「うむ。・・・よし、サンフランシスコにライフル3が到着したな。さっさと壊滅させるか・・・壊滅。人口1なので即破壊・・・って、またかよ!?」
すずな「市民によるパルチザン結成・・・メイス5隊が郊外に沸きました。攻撃部隊は当然ながら行動ポイント0。このターン、終了します」
シフォン「あぁ・・・袋叩きにあって死亡していく・・・いわゆる糞イベントである」
すずな「まぁ無事なのも1隊だけ残りましたから良しとしましょう」


〜1790年〜
すずな「大変です!! アトランタ駐留軍がアメリカ軍主力の総攻撃を受け、壊滅しました!!!」
シフォン「何だと!? くっ、もう少し駐留軍を残しておくべきだったか・・・止むを得ぬ、ワシントン攻略に向かわせていた軍のうち、7部隊をアトランタに引き返させるぞ!!! また、バスラおよびバドティビラの防衛軍も、至急アトランタへ向かわせろ!! すぐに奪還するぞ!!」
すずな「はっ! また、各商業都市に大学の建造が終了しました! これより研究モードに移行します」
シフォン「よろしい、一気に研究して遅れを取り戻せ! ルートは、化学から科学的手法を経由し、共産主義を目指すこと! 大帝国の維持に、国有化の社会制度は欠かせんからなっ!!」
すずな「了解・・・っと、待ってくださいシフォンさん、厭戦が結構ひどいっぽいですよ?」
シフォン「・・・なんと、ならば先に警察国家だ! 今のうちに必要な施設を金銭で緊急生産しておくこと!」
すずな「仰せのままに」


〜1795年〜

シフォン「よし、主力がワシントンに到着したな。駐留軍は全部で9枚か・・・」
すずな「こちらはライフル18、多少の損傷もありますが楽勝でしょうね。この戦いに勝てれば、恐らくアメリカの抵抗力は一気にそがれることになるでしょう」
シフォン「うむ、ではライフルによる一斉攻撃、開始! こちらが有利だが油断はならぬ、死ぬ気で堕とせっ!!」
すずな「・・・ワシントン・・・攻略完了!! こちらの被害はライフル5です!」
シフォン「予想外に手間取ったな・・・だが大勢に影響はあるまい。よくやった、アトランタの時のような事がないよう、念を入れて防御せよ!」
すずな「はっ!!」


〜1804年〜
シフォン「よし、兵は揃った・・・アトランタ、奪還せよ!!!」
すずな「・・・奪還、成功!! 敵兵は十数隊、数で劣ってるので数ターン攻撃しましたが、こちらの損害は数隊のみです。何とかなりましたね」
シフォン「うむ! 今後このようなことがないよう、防御には念を入れるように。腐っても攻撃AIだ」
すずな「了解です!」
シフォン「また、ワシントンに駐留する攻撃部隊は、シカゴに向け進軍を開始せよ。シカゴを奪ったところで、ひとまず停戦だ!」
兵「「はっ!」」


〜1806年〜
すずな「良いニュースです!! ワシントン&人造人間コンビに対し、座り牛&ハンムラビのコンビが宣戦布告しました!! 我らへの援軍です!!!」
シフォン「なんと、流石は座り牛だな! ・・・と言いたい所だが・・・微妙だな。アメリカ軍主力は、我らとの戦闘で壊滅状態。これでは座り牛の美味しい所取りになってしまう・・・まぁ、共闘ボーナスが得られるだけでも良しとしようか。」
すずな「そう・・・ですね。ですが、シカゴを落とした時点で戦争は中断するのでは?」
シフォン「そう思っていたが、もう少し続行しようか。最早アメリカ軍は恐れるに足らん、滅茶苦茶に暴れまくり利益を得ることを考えよう。幸いにも、アメリカの研究課題は民主主義。暫くはライフルの優位が消えることはあるまい」
すずな「はっ。私としては不本意ですが・・・厭戦感情も馬鹿になりませんし・・・しかし、ここが攻め時という意見には賛成です」
シフォン「うむ。ともあれ、まずはシカゴを占領し、破壊するのだ!!!」


〜1810年〜
すずな「シカゴ、包囲完了!!」
シフォン「良し! 突撃だっ!!! 損害は度外視せよ!!」
すずな「丘陵なので数隊の損失がありましたが、占領、破壊!!! ・・・あぁ、もう、うざいですね」
シフォン「またパルチザンかぁ・・・仕方ない、手空きの兵力で殲滅せよ!!」
すずな「一部隊がやられ、一部隊を仕留め損ねました・・・どうします?」
シフォン「まぁ、許容量だろう。またシカゴを占領したことで、フィラデルフィア跡地の南側に新たに都市を作ることが可能になった。待機済みの開拓者に命じ、都市を建てさせるように!!」
すずな「はっ! 商業都市バトビラ、創設しました!」
シフォン「うむ、そこには既に町が多い、よって人口が増えれば即戦力になるだろう。農地を多めに作り成長を促せ!」
すずな「了解です!」


〜1814年〜
シフォン「・・・む? なんと、人造人間とハンムラビが、それぞれ宗主国から独立した、とな?」
すずな「そのようですね。どうしますか? クメールとこのまま戦争を続けるのは得策ではない気がします、我らの相手はアメリカ一国に絞るべきかと」
シフォン「その・・・ようだな。では人造人間に対し回線を開け! 和平交渉だ!」
すずな「クメールは、降伏して我らの属国になることを望んでいるようです! いかがなさいますか?」
シフォン「それは断れ! 人造人間は座り牛の主敵だ、軍事力トップの座り牛を敵に回すことは、まだ避けねばならぬ」
すずな「了解です。では、降伏は無しで話を進めます・・・こんな案はいかがでしょう?」

シフォン「ふむ、まぁこんなもんだろう。和平を結べ!」
すずな「はい。ワシントンについては、いかがなさいますか?」
シフォン「現在、座り牛がニューヨーク攻防戦を行っているようだ。その結果で決まるだろう・・・もしニューヨークが陥落すれば、ワシントンは座り牛に従属してしまうだろうから、そうなる前に我らの属国にするべきだ。もしニューヨークが陥落しなければ、我らがニューヨークを占領すれば良いだけの話」
すずな「ニューヨーク攻撃を恐れ、このターンにワシントンが座り牛に服従する可能性は?」
シフォン「そうなると厳しいな。その時はその時で考えるとしよう」
すずな「いつものどんぶり外交ですね。了解です!」


〜1818年〜
シフォン「うむ・・・よし、そろそろか。 座り牛にワシントンとの和平を提案するぞ!」
すずな「あれ? ニューヨーク攻防戦、待たないんですか?」
シフォン「うむ、ニューヨーク包囲軍の戦力を見るに、確実に座り牛が勝つだろう。ニューヨークを座り牛に渡すわけにはいかんからな。交渉っと」
すずな「あ、はい。こんな感じの案が出ています」

シフォン「ふむ、まぁ妥当だろう。その案、受けるぞ!!」
すずな「でも、どうして今まで傍観してたんです? 1814年時点で和平しても良かったのでは?」
シフォン「あぁそれは、座り牛がニューヨークの文化防御を削るまで待ってただけ。こっち攻城兵器ないしー」
すずな「なるほど・・・壁を削らせてから手を引かせるとは、あくどいですね」
シフォン「いやー、それほどでもw」


〜1822年〜
すずな「報告します、我が軍がニューヨークに到着。渡河でしたが損害無く米軍を壊滅し、占領しました」
シフォン「歯ごたえ無いねぇ・・・んじゃ、そろそろワシントン虐めも飽きたし、降伏勧告でもしますかー」
すずな「降伏させるんですか? てっきり、滅ぼしてしまうとばかり」
シフォン「ま、これ以上は面倒だしね。それに、ライフリングの独占が切れる前に、もう一戦どっかとやりたいし・・・そうだね、ハンムラビ辺りが適当かなぁ、ロシアあたり誘えば楽勝でしょっ♪」
すずな「・・・本当に、あくどいですね。・・・っと、ワシントンとの停戦条件、出ました。こんな感じですね」

シフォン「ふむ・・・よしよし、これで物理学一番乗りもできるし、もう怖いものなしって感じだねぇ」
すずな「あ、そういえば、このターンに共産主義の研究も完了し、無事に大スパイを得ています」
シフォン「よっしゃ、じゃあ黄金期要因として確保して? ・・・あー、でも潜入も捨てがたい・・・うーん、迷うなぁ^−^」
すずな「もう満面の笑みですね?」
シフォン「あったりまえじゃん、もう勝利は見えたねっ! 後は、どの順に併呑していくか、だけだし♪」
すずな「そんな余裕モードで、痛い目見ないといいけど・・・はぁ。次回に続きます」


アメリカ従属戦争(1745〜1822) 戦果
アトランタ ワシントン ニューヨーク 占領、フィラデルフィア サンフランシスコ シカゴ 破壊、クメール 独立を回復、アメリカ シュメールの属国に
撃破:剣1 斧1 鎚鉾18 長槍3 長弓18 弩4 弓騎3 騎士14 象7 カタパ9 、計78ユニット
損失:鎚鉾3 ライフル14 、計17ユニット