国王ギルガメッシュレポ 乙(ゼット) 第4回

すずな「皆様お待たせしました。国王ギルガメッシュレポ乙、第四回です。今回は内容がかなり平和的で、シフォンさんが『面倒だから私はパスねっ』とか言って逃げてしまったので、私だけで解説をします」
すずな「・・・ていうか、何故か国王も居ないのですが・・・まぁ、彼は居ても居なくても同じなので、特に気にせず参りましょう」
すずな「とりあえず前回のおさらいから。前回は、初期ラッシュの対象国であるドイツに対し第二戦を仕掛け、見事ドイツを滅亡へと追いやることに成功しました。その際、インドが空気を読まない都市建設をしたため、ついでにインドにも宣戦、邪魔な都市を破壊。その辺で終わったはずです」
すずな「インドと戦うのは正直予定外でしたが、向こうは平和主義の文明なので、こちらから攻めない限り大きな武力衝突には至らないでしょう。とりあえず今回の目標は、まず速やかにインドと和平すること。そして、自由主義を目指し技術を進めていくこと。なお今回は画像なしで行こうと思います。それでは、よろしくお願いします」



〜西暦450年〜
すずな「早速ですがガンジーと和平ができるようになっていたので、すばやく和平します。条件も対等、これ以上戦争を続けても何のメリットもありませんし、ここは悩む必要ありませんね。幸いにも、そこまで外交評価は落ちなかったようですし」
すずな「とりあえず戦争が終結したので、インド国境の都市に労働者を派遣し、すばやく地形改善を施すことに。商業都市には小屋を、生産都市には農場を、それぞれ優先的に設置していきます。都市改善については、あまり文化を出しすぎると国境問題に発展する恐れがあるのですが、どうせこちらは創造志向で国境問題は遅かれ早かれ発生するでしょうから、思い切って文化施設を最優先に建設し文化でガンガン押すことにします」
すずな「また、軍事基地には英雄叙事詩を建設開始。それが終わったら水道橋などの衛生関連施設を作る予定です。とりあえず何処とも戦争する予定はないので、まだユニット生産は行いません」
すずな「どんなプレイをする場合にも、平和時にはユニット生産を控え平和外交に努める、これが肝心です。周りの国が平和的、あるいは十分に関係が良い状態なら、ユニット生産を行う必要は皆無と言って構いません。これにより内政を強化し、いざ戦争になった時に爆発的な力を振るえるようになるのです」
すずな「今回は征服勝利を目指していますが、その場合にも纏まった内政期間は必須。そのためには近所の国との付き合いが非常に重要なわけです。仏教を採用したのも、そのため。まぁ、実を言うと仏教採用には別に意図も有る訳ですが・・・それは、また折を見て説明します」


〜西暦540年〜
すずな「通貨の技術を獲得しました。これにより全都市に交易路が追加され、一気に収入が増加。一安心です」
すずな「次の技術は、鋳金に進みます。溶鉱炉による生産+25%は、生産都市のみならず商業都市においても万能の都市改善といえますからね。経済的に余裕があるなら、通貨や法律より先に獲得して市場や裁判所の設置を加速する方が賢い戦略なのですが、今回は流石に通貨が先ですね」
すずな「また、通貨を得たことにより、各国との現金取引が解禁。時代遅れになった技術を他国に売りさばき、現金や関係ボーナスを得ることが可能になります。これにより科学税率を高水準に維持でき、最先端の技術を開発しては交換して現金を得、それを元手に次の研究を・・・とできれば、もはや勝ったも同然。・・・ですが、今回は流石に取引相手が居ないですね。技術後進国は、こちらの友好国に敵視されてますし。残念」


〜西暦580年〜
すずな「ルイがモンテに宣戦。フランスの独走を警戒するシュメールとしては、かなり不味い事態です。下手をするとモンテがルイの属国になり、ルイの軍事的独走を許すばかりか宗教外交勝利をされる恐れすらあり、警戒が必要。かといって技術を渡して停戦させるのでは、ルイの技術独走をさらに助ける形になり不都合。とりあえず静観するよりなさそうです・・・また、同年ルイが空中庭園を完成。本格的にルイが独走態勢に入りつつあります」


〜西暦600年〜
すずな「パカルがルイに宣戦。いよいよ情勢がきな臭くなってきました。何より、元から仲の良いパカルとルイが、共同戦線によりさらに関係を親密化させるのが怖いのです。今後シュメールが戦争を仕掛けるとしたら、地勢上の問題からルイかパカル以外の相手は居ないため、この二国が仲がいいと何かと厄介。困った事態になってきました」


〜西暦620年〜
すずな「偉人都市にて、アレクサンドリア図書館が完成しました。次は民族叙事詩を建て、大科学者の誕生を促進したいと思います。アレクと違い民族叙事詩は他国に先を越される類のものではないので、鉱山の市民を科学者に変え研究を加速することに。これにより、一気に偉人都市がビーカー15をコンスタントに生み出す科学都市に変貌。研究速度がだいぶ回復し一安心です」


〜西暦700年〜
すずな「鋳金の研究を完了。早速、全都市の生産物を溶鉱炉に変更します。次のターン、奴隷を使い緊急生産する感じです(生産開始のターンは緊急生産の効率が悪いため)。衛生は1悪化しますが、ハンマー+25%の対価として考えれば全く問題なし。奴隷制の関係上、都市の人口が多くなる期間はそれほど多くないですから、衛生は大して重要ではないですしね」
すずな「さて次の研究ですが、自由主義を目指し神学→紙→教育と進めていきます。通常、自由主義を狙う場合は法律→官吏から紙に抜ける場合の方が多いかと思いますが、今回はシュメールですので法律の研究は必要なく、また国土面積が広いため官僚制の高い維持費を負担するのは敬遠したい。よって神学からのルートを選択することにしました」


〜西暦720年〜
すずな「偉人都市に一人目の大科学者ガウスが誕生。アレク効果のお陰ですね。早速、首都にアカデミーを建設させます。これにより研究出力が急上昇、ひとまず安心です。また大科学者の用法としては、アカデミーではなく科学技術の緊急開発に使う手もあり、これにより科学技術開発を何ターンも加速できるため高難度では重宝します・・・が、今回はアカデミーによる研究力の底上げの方が有効と判断。既に科学税率は平均50%まで回復してますし、自由主義に一直線で向かえば十分に一番乗りできる目処も立っていましたので。この辺は臨機応変としか言いようがないです」


〜西暦840年〜
すずな「神学の開発を終了、次は紙に向かいます。また、いつの間にかパカルの好感度が友好まで上がっていたため、技術交換を進め演劇と建築学を入手。建築を手に入れたので、早速 軍事基地にてカタパルトの生産を開始・・・する前に、神権政に社会制度を変更しておきましょう。これにより、軍事ユニットは昇進を2つ付けられる状態で生まれるようになり、何かと扱いやすくなります。実際、このために仏教を採用したようなものですね」
すずな「バチカン宮殿の生産も開始します。建てられるどうかは微妙ですが、建てられなかった場合でも現金を入手し研究を加速できるので問題無しです。また、このころ、ガンジーがシュメール国境の都市に文化爆弾を投下、こちらの国境都市の生産が一時ストップする事態に陥りました。おそらくは音楽の無償芸術家でしょうね」
すずな「こんなことになるなら、音楽を研究しておけばよかった・・・と嘆いても、後の祭り。とりあえず軍事ユニットを大量配置して反乱を抑制し、文化施設を奴隷で緊急生産し押し返しを図る事にします。インドに宣戦するのは、準備不足に加え占領時に国土が東西に大きく伸び防衛が困難になるので、今は行いません。まあ、黙って泣き寝入りするつもりもないのですが」
すずな「また、同年パカルとモンテが和平を結びました。さて、その辺りの情勢は、今後どうなるのか・・・」


〜西暦980年〜
すずな「紙の研究を終了。また、その少し前に封建制の技術を交換にて入手してます。後、いつの間にかルイとモンテが和平を結んでいたようです。とりあえずモンテがルイに降伏しなかったので、一安心といったところでしょうか」
すずな「紙は教育につながる重要技術なので、少なくとも独占が解けるまでは秘匿する方針でいこうと思います。で、教育の研究を開始。また、外国と地図の取引をし、各国の地勢を把握しました」
すずな「我々は大陸の北東に位置し、南東にはパカル。大陸の中央に座り牛、東よりの中央にルイ、南にモンテ、北にはガンジー、南西にハンニバル、北西に王建。面積的には我々と王建が頭一つ抜き出ていて、パカルとモンテが他より小さい感じです」
すずな「これにより、我々の取るべき戦略が明らかになりました。まず、パカルは領土を併合したところでうまみは少ないため、第一の仮想敵国をフランスに設定。その次にインド→座り牛と攻略し、大陸の中央を押さえて各国への足がかりを作り、西方の国を併合する感じで良いでしょう。肝心の戦争方法ですが、それはシフォンさんが既に決めてるらしいですが、詳しいことは教えてもらえず・・・とりあえず伝言として『軍事ユニットは、カタパorトレブ、それから弩兵を大量生産してねっ』と聞いてるのですが・・・攻城兵器はいいとして、弩兵は要らない子では? まぁ、とりあえず弩兵を生産するため、機械の技術をハンニバル辺りから貰うことにします。軍事都市の生産物を弩兵に切り替えて、と・・・」


〜西暦1030年〜
すずな「ガンジーバチカンを完成させたようですね、まぁ予想通りです。これにより大量の現金を手に入れたので、研究税率を上げて教育の完成を少しでも早めましょう。投票は態度ボーナス目当てでルイを指名します。それから各都市に仏教関連の施設を建造して、仏教の伝わっていない都市に仏教伝播させるために宣教師も作成して、と・・・また偉人都市に大科学者キュリー夫人が誕生。商業都市にアカデミーを建設させます」


〜西暦1060年〜
すずな「ルイがマウソロスを建造。さすが遺産中毒・・・ってか流石に独走しすぎ、不味いですね。マウソロスにしても、結構真剣に狙ってたのに・・・ま、これでさらなる現金を入手できたので、教育の研究を一気に進めたいと思います。ちなみに法王にはルイが就任、投票ボーナスによりルイとの関係が友好に達しました。これで責められる心配は皆無になったと思っていいでしょうね・・・こちらから裏切る気満々ですがっ」
すずな「あと、モンテが座り牛に宣戦。流石はモンテですね」


〜西暦1110年〜
すずな「教育の研究が完了しました。次は哲学・・・なのですが、とりあえずその前に各都市に大学を建てるとしましょう」
すずな「まず、大学を商業都市の建造物に指定。次のターン、奴隷で一気に生産させます。通常、大学の緊急生産は人口を7人ほど使うので人口14とかの大きな都市じゃないと無理なんですが、溶鉱炉があれば少し建造を進めるだけで人口5消費で緊急生産ができるようになります。このために各都市に溶鉱炉を設置したのですよっ」
すずな「また、大学を建造するまでの間は科学税率を0%にしてお金を溜め、建造が完了したら税率を上げて研究を進めるようにします。こうすることで、科学税率一定の時より多いビーカーを獲得可能。イメージ的には、円高のうち円をドルに換えて、円安になったら円を買い戻す感じかな? 細かいですが、使い方によっては有効なテクですよっ」


〜西暦1130年〜
すずな「教皇庁決議により、モンテと座り牛が和平。また、少し前に三人目の大科学者が誕生したので、これもアカデミーを建造させます」
すずな「以上が、比較的良い方のニュース。悪いニュースは、パカルがルイの保護国になった件です。おそらくフリーになったモンテを警戒してのことでしょうが、フランスを攻撃しようと目論む我々としては、困った事態というより他はありません。フランス攻撃の前に独立してくれると有難いのですが、こればっかりは運頼みですね」


〜西暦1170年〜
すずな「哲学の研究を終了しました。これにより自由主義が研究可能になったわけですが、他国は未だ紙すら研究していないようなので、暫くは他の題目について研究していくことにします。具体的には、火薬から化学に抜け科学的手法にいたる、いわゆる科学ルートを採る予定。ライフルには今回は進みません。自由主義では、化学か鋼鉄辺りを狙っていく感じですね」
すずな「といったところで、今回のプレイレポはお開き。次回はシフォンさんが大活躍予定、是非ともお楽しみに」