国王ギルガメッシュレポ その3

すずな「今日も引き続き、Civilization IV BtS国王ギルガメッシュレポをお届けします」
シフォン「怒涛の第三回、サラディンよ絶望せよっ!」


すずな「まずは前回のおさらいから始めましょうか。前回やったことは、要するに文学を開発しアレクサンドリア図書館を製作しました、ということで大丈夫ですか?」
シフォン「まぁ要するに、そーいうことだよねぇ」
すずな「技術開発に関しては、美学→文学→数学→建築学と進み、現在は鋳金を開発中」
シフォン「技術交換によってアルファベット、鉄器、瞑想、一神教を獲得し、また大スパイ効果によるサラディンからの技術窃盗では、君主政治と騎乗を奪取。現在サラディンは通貨を研究中で、あと十数ターンで研究完了するっぽい感じー」
すずな「外交は、新たにクメールと接触し、これで7文明全部がそろった形になります。外交状況としては、ワシントン&ハンムラビ&座り牛のチームとスターリン&改造人間&サラディンのチームが対立中。世界大戦こそ起きていませんが小規模な競り合いは頻発しているようです」
シフォン「建造物に関しては、まず遺産はピラミッドとアレクサンドリア図書館を建造、オラクルは建造失敗ー。一般施設として全都市にジッグラトと兵舎を、商業都市に図書館を建造してある感じー」
すずな「社会制度は、代議制&奴隷制を採用しています・・・と、こんな感じでしょうか」


すずな「それではシフォンさん。今回の戦略を練りましょうか」
シフォン「んー、てかもう3回目なんだねー。・・・やっぱプレイレポだし、そろそろ華が必要かも?」
すずな「華・・・というと、戦争ですか? 確かに今のままの国土では国王難易度で勝つのには厳しい気もしますし、反対はしませんが」
シフォン「えーっと、とりあえず、今動かせる兵力、どのくらい?」
すずな「えっと、死鳥隊が6部隊。他、カタパと槍と弓とチャリが各1ずつ、こんな所ですね。他、スパイは2体サラディン領に潜伏済み」
シフォン「サラディン領の地形、および保有戦力は?」

すずな「地形はこんな感じです。戦力は首都メッカに斧・剣・弓が各1。国境の都市メディナとナジュラーンには、それぞれ弓2と斧1。また奥地のダマスカスには剣5、斧3、弓1槍1が駐留。おそらくサラディン側の自由戦力でしょう」
シフォン「ふむ・・・とりあえず、今のままじゃ兵が足りないことは分かったかも」
すずな「そうですね。特にサラディンは防衛志向なので、弓の防衛力はかなりのものです。数を揃える・・・特に副次ダメージ能力を持ったカタパルトを揃えないと厳しいかと。それから、我々も防衛志向ですので、奪った都市の防御用に弓を多めに同行させたほうが良いでしょうね。大方、ハンマー豊富な都市でカタパルトを、ハンマー少なめの都市で弓兵を生産するのがよさそうです」
シフォン「それじゃ、その方針でいくことにしよっか」
すずな「分かりました。全都市に通達、商業を犠牲にしてでも軍事ユニットを全力で生産せよ!」
シフォン「さて、どうなるか・・・」


すずな「・・・シフォンさん。良いニュースと悪いニュースがあります。どちらから聞きますか?」
シフォン「ぉ、お約束な質問ー。こういうときは良いほうから聞くのがセオリーだよね」
すずな「分かりました。良いほうですが、サラディンの通貨の研究期間が短くなりました。これにより、私たちが通貨を入手するタイミングも早くできます」
シフォン「悪いほうは?」
すずな「サラディン領に潜伏させておいたスパイが相次いで摘発されました。急いで作り直してますが、軍事ユニット生産数に影響が出ています」
シフォン「・・・まぁ、それは仕方ないよね。スパイは多めに用意するよう指示しといて」
すずな「わかりました」


すずな「サラディンが通貨を開発した模様です。早速奪取・・・したいのですが、現在サラディンの都市に駐留するスパイはいない状態。生産されたスパイが、まだサラディン領まで到達していないようです」
シフォン「・・・まぁ仕方ないけど・・・ついてないなぁ。割引ボーナスは気にせず、出来るだけ早く奪取でよろ。奪取でき次第、わが国はサラディンに宣戦を布告します」
すずな「了解です・・・って、宣戦するには、ちょっと早くないですか? もう少し数を揃えたほうがいいのでは」
シフォン「いや、サラディンは都市を数多く保有しているから、あまり待たせると万全な防御体制で迎撃されるかもしれないし。電撃戦で首都を落として、国力を落とすほうが良さそう」
すずな「なるほど・・・あ、メディナに潜伏していたスパイが帰還しました。奪取は成功したようです」
シフォン「よし、それでは戦争だ。主力スタックは、宣戦布告の合図とともにサラディン領内に侵入せよっ!!」
すずな「大義名分は、どうしましょう?」
シフォン「・・・あ。考えてなかった・・・いいや、『お前邪魔だから死ね』で」
すずな「すいぶんと直球ですね。てか大儀でもなんでもないですし」
シフォン「外交ウィンドウ開いて・・・『お前の首は柱に吊るされるのがお似合いだっ!! ていうか邪魔だから死ねっ!!!』」


ぱぱぱぱぱうあ〜〜 どんどんっ


すずな「いいのかなぁ、こんなノリで・・・とりあえず現況確認。西暦900年にシュメールはサラディンに宣戦布告しました。侵略部隊は死鳥7、カタパ3、弓2、槍1、弓騎1、チャリ1の構成。戦略は、どうしましょう?」
シフォン「ここは、先ずメッカを強襲し、組織されるであろうメッカ奪還部隊を篭城戦で退け、返す刀で国内の援軍と合流しナジュラーンを占領、文化圏を確保。後はメッカを拠点として各都市を落としていく、って感じかなぁ」
すずな「そうですね。メッカはヒンズー教の聖都ですし、サラディンの経済力を殺ぐ上でも、それがベストかと思います」
シフォン「とにかくサラディンは防衛志向、そしてこちらも防衛志向。ならば勝負は都市に篭ったほうが勝ちなわけで・・・電撃戦でメッカを落とせば、必ずやサラディンはメッカを奪還しようと執着するはず」
すずな「メッカを奪われたままではサラディンの経済はガタガタでしょうから、当然ですね」
シフォン「まぁ、メッカ周辺の都市を落とさない限り、メッカの文化圏は微妙だろうし・・・ろくに機能しない遠方の都市を維持するこっちの経済がガタガタになる可能性もあるけど、その辺はアレクもあるし、ちゃんと秘策も用意してあるから大丈夫でしょ」
すずな「秘策?」
シフォン「秘密。まぁそんなに大げさなものでもないんだけどね」



すずな「我が軍の主力部隊がメッカに到達しました。これより、メッカ攻略戦に移ります。指揮はどうしますか?」
シフォン「折角だし私がやろっかな、我が軍の初陣でもあるし・・・コホン、まずスパイ、都市反乱を扇動せよっ!」
すずな「・・・文化防御がゼロに落ちたのを確認。都市反乱、成功です」
シフォン「次、カタパルト部隊その1に命令する!!」
兵士「「はっ」」
シフォン「死ねっ!!!」
兵士「「了解しました!!!!」」
あなたのカタパルトが、敵の弓兵を攻撃中に全滅しました!
シフォン「・・・よし、死んだか。続いてカタパルト部隊、その2!!!」
兵士「「ははっ」」
シフォン「お前らも死んでこいっ!!!」
兵士「「仰せのままに!!!!」」
あなたのカタパルトが、敵の剣士を攻撃中に全滅しました!
すずな「ってシフォンさん、いくら最初のカタパルト数隊が死亡前提の突撃でも、死ねっていう命令はないんじゃ・・・一応撤退する可能性だってあるんですし・・・そんな命令を受けて躊躇無く了解する兵士も兵士ですけど」
シフォン「兵士たちの人心は、既に完全掌握済みだからねぇ」
すずな「掌握とかいうレベルじゃない気も・・・いえ何でもないです。えーと、戦況ですが、死鳥隊に都市襲撃をつけてオッズを確認したところ、50%を超えるようになりました」
シフォン「ふむ、54.4%・・・ちょっと低いけど・・・でもそんなの関係ねぇ! 死鳥隊A、突撃だっ!!!」
兵士「「シフォン陛下、万歳!」」
あなたの死鳥隊が、敵の斧兵を攻撃中に全滅しました!
シフォン「くっ、ガッツが足りなかったかっ!? しかし今ので相手の戦力はほぼ削れたはず、残りの死鳥隊は総員突撃してメッカを制圧せよ、これ以上は一部隊たりとも死んではならぬっ」
兵士「「「「「ジーク・シフォン!!」」」」」



シフォン「勝ったッ!!! 第三回完ッ!!!」
兵士「「「「「偉大なるシフォン皇帝陛下に敬礼!!!」」」」」
シフォン「なーに楽勝だよ楽勝。ふははは敵兵がゴミのようだっ」
すずな「いや、それってことごとく死亡フラグですから・・・えーと、この辺で次回に続くみたいです・・・というか、いいのかなぁここで終わって・・・15ターンしか進んでないのに」
シフォン「大丈夫大丈夫、気にしちゃ負けだってー」
すずな「はぁ・・・」