祝: ISO/IEC 14882:2011 発行!

C++0x 改め C++11 の規格文書が, ISO から購入できるようになりました.
http://www.iso.org/iso/iso_catalogue/catalogue_tc/catalogue_detail.htm?csnumber=50372


今のところ,値段が 352 スイスフランと高いので,僕は
より安い版が http://webstore.ansi.org 辺りから発売される*1のを待つつもりです.


ともあれ,これで C++0x は正式に規格化されたので,
当サイトでも C++0x という呼び名は改め,これ以降は単に C++ と呼ぶことにします*2
一応, GCC で -std=c++0x がデフォルトになるまでは,日記のタグとしては C++0x も併用しますが,
これ以降は,単に C++ と呼んだ場合,それは C++0x 改め C++11 のことなので,勘違いなきよう お願いします.

// さて,次は C++1x だ. 個人的な意見としては,
// 言語コアではコンセプト, #include に代わるモジュール機能,多相ラムダ,
// ライブラリでは optional や variant や range や filesystem 辺りは
// 最低限でもほしい所ですが,さて,どうなるやら. 5年後が楽しみです.

*1:C++03 だと30ドル http://webstore.ansi.org/RecordDetail.aspx?sku=INCITS/ISO/IEC%2014882-2003 なので, C++11 もそれくらいになるでしょう.

*2:勿論 C++98/03 や C++1x との比較の文脈では C++11 と呼びます.